マイクロ波と人体への影響
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マイクロ波(マイクロウェーブ)とは?


  電磁波は、周波数(1秒間の振動数)や波長(波の1周期分の長さ)により名称を分類しています。
  マイクロ波は、周波数と波長により下表のように区分されています。

名称 周波数 波長 主な用途
ミリ波(EHF) 30GHz〜300GHz 1cm〜1mm 衛星通信,軍事用レーダー
センチ波(SHF) 3GHz〜30GHz 10cm〜1cm 衛星通信,気象航空,船舶レーダー
極超短波(UHF) 300MHz〜3GHz 1m〜10cm UHFテレビ,衛星通信,気象レーダー
携帯電話,PHS,電子レンジ
* 1KHz = 1,000Hz, 1MHz = 1,000KHz, 1GHz = 1,000MHz

  身の回りのテレビ.携帯電話.電子レンジ等に使用されているマイクロ波は、極超短波です。
  マイクロ波のように高い周波数は電力束密度も比例して高くなり、電磁波被曝の影響は大きくなります。
  日本で使用されている携帯電話とPHSの合計台数は約7,000万ですが、携帯電話のマイクロ波の「周波数」「変調特性」は
  著しい生物学的影響を引き起こします。
  携帯電話の販売商戦は激化する一方です。性能を良くする為に周波数をより高くしたり、電波中継塔を各所に設置しており
  地域住民との紛争が急増しています。

携帯電話の電磁波被害

  「携帯電話から発射されるマイルロ波の7割が脳に吸収される。
  危険!携帯電話であなたの脳が”料理”される」
  これは英国の有名紙「サンデー.タイムズ」の見出し記事です。

  携帯電話から発信されるデジタル.マイクロ波エネルギーが脳中枢に数十倍も吸収される熱集中点(ホットスポット)現象
  により「頭痛」 を引き起こす。この現象は、マイクロ波の電磁エネルギーが脳の神経伝達物質のドーパミンに影響を与え
  脳のマヒの原因となる(フレイ博士の報告 97年2月7日、米学会で講演)

  携帯電話を使用すると「頭が痛くなる」「目がチカチカする」「顔にチクチク感や熱感を覚える」このような症状が出てくれば要注意!
  携帯電話は脳腫瘍だけでなく、目のガン「ぶどう膜メラノーマ(黒色腫)」の罹患率が4倍以上とのドイツ・エッセン大学チームの
  研究報告が発表されています。

  車内や混雑した場所で「携帯電話の使用はご遠慮下さい」と放送しているのは、心臓ペースメーカーの誤作動を引き起こす
  危険性があるからです。最近は、30〜40代でペースメーカーを装着する人が増えていますので、携帯電話の使用には注意して下さい。
  また自身の安全の為にもイヤホンマイクの使用をお勧めします。 関連記事3件は こちら
  携帯電話・中継塔に関する特集ページは こちら
  低周波の電場、高周波・マイクロ波の電磁場シールド生地は こちら

マイクロ波の人体への影響とは?

携帯電話が出す電磁波より弱い電磁波でも、生物の細胞に
影響を与えて変化を引き起こすことが、線虫を使った実験で

分かった
英国のノッティンガム大学の
研究チーム.
2000年5月13日

「携帯電話から発射されるマイクロ波の7割が脳に吸収
される。危険!携帯電話であなたの脳が "料理"される」
英国の有名紙「サンデー.
タイムズ」 96年
「急激なマイクロ波照射は、ネズミ脳細胞のDNA破壊を
増やす」携帯電話に使われる弱いマイクロ波をネズミに
2時間照射、4時間後60%のDNA破壊を確認
ワシントン大学生物工学
センター、H・ライと
N・P.・シン両博士、
96年 米国
5年間以上マイクロ波を浴びると脳腫瘍死亡者が増加
Mr. トーマス,89年 米国
弱いマイクロ波を照射したラットの小脳が変質
Mr. アルバート,88年 米国
マイクロ波被曝労働者の脳腫瘍死亡者が2.86倍
Mr. スピアー, 88年 米国
マイクロ波照射マウスの精子が減少。染色体にも異常が
発生
Mr. シエスカ、 84年 米国
マイクロ波,ラジオ波被曝者には、睾丸腫瘍などが多発
Mr. ヘイズ、 90年 米国
弱いマイクロ波照射で網膜に異変
Mr. バージ,88年 米国
マイクロ波に被曝すると、ホジキンス病の死亡率は
10.3倍増、ガン死亡率も14.3倍に激増
Mr. ヒル、 88年 米国
マイクロ波照射でラットの記憶力が低下
Mr. H. ライ博士、
ワシントン大学
マイクロ波被曝した軍人に悪性腫瘍が3倍。リンパ腫は7倍
ジバギルスキー,
88年 ポーランド
  • 携帯電話使用地域のマイクロ波の量は、携帯電話を使う地域
    (最大 1μW/cm2 = 0.001mW/cu)は携帯電話を使わない地域
    (0.015μW/cm2 =0.000015mW/cu)に比べて60倍にもたっしていた。
    <ワイヤレス.テクノロジー・リサーチ(携帯電話用中継鉄塔のリスクを調査する団体)
    発表データ>
  • オーストラリアのホッキング博士は、シドニー郊外の放送タワー周辺に住む14才以下の
    子どもたちの小児ガンを詳細に調べた結果、放送タワー周辺4km以内に住む子どもは
    放送タワー遠方12kmの子どもと比べて小児ガンの罹患率は1.55倍・リンパ性白血病は
    2.74倍との調査報告を発表しました。
    博士は携帯電話テルストラ社の専属医師であっただけに、博士の論文は世界に
    衝撃的な波紋を広げました。
  • 携帯電話の普及が早かった欧州を中心に急激に電磁波規制の動きが高まり、
    特に携帯電話タワーからの影響で白血病などが増加する懸念から、欧州各国が
    現行以上の規制強化を検討している。
    日本の規制値は米国の5倍からオーストリアの1000万倍と極めて緩い基準値で有り、
    携帯天国〜電磁波地獄のラベルを貼られても仕方が有りません。
国名
体表面1平方cm当たりの被曝量
国名
体表面1平方cm当たりの被曝量
日本
最大1000μW/cm2(1mW/cm2)以下
(周波数÷1500)
スイス
4.2μW/cm2(0.0042mW/cm2)以下
米 国
200μW/cm2 (0.2mW/cm2)以下
オーストラリア
200μW/cm2(0.2mW/cm2)以下
* ホッキング博士の報告に基ずき
学者は0.2μW/cm2(0.0002mW/cm2)を提言
ロシア
2.4μW/cm2 (0.0024mW/cm2)
以下
オーストラリア
フオローゲン議会
0.001μW/cm2(0.000001mW/cm2)
以下
の基準値を提案
中国
6.6μW/cm2(0.0066mW/cm2)以下 オーストリア
ザルツブルグ市
0.0001μW/cm2(0.0000001mW/cm2)以下

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