　　　　　　　　「特定商取引法」に基づく通信販売（返品）ができる場合

　返品(クーリングオフ)は、電話勧誘や訪問販売などで契約した後、消費者に冷静に考え直す時間
(Cooling Off)を与え、一定期間であれば無条件で契約解除ができる制度です。
　ところが新聞、雑誌、インターネット等で広告し、郵便や電話等の通信手段により申し込みを受ける
通信販売にはクーリングオフ制度がありません。そのために、販売業者と消費者間の
トラブルを防止するために通信販売に対しても「特定商取引法」で返品特約を表示
することが義務付けられました。

　返品特約（返品の可否・返品期間等の条件・返品の送料負担の有無）は、消費者に
対して、購入前に返品できるかどうかを知らせておく必要性がありますし、また、消費者の
側としても、返品できるかどうかを確認することで商品や販売業者を選ぶ際の参考にも
なるからです。そして、この返品特約は、返品できる場合もできない場合も、いずれの
場合も記載が義務付けられており、返品を受け付けていない場合は、返品できない旨を
記載しなければなりません。
　もし、この義務を守らず、返品特約を広告に表示していない場合には、商品の受け取り後、
８日以内に返品（契約の解除)ができます。ただし、商品の返品に関する送料は、消費者側が
負担する。
(サービス契約は対象外。商品受領日を第1日目として起算し、8日以内に意思表示を通達。書面は要件ではない。)
これは、８日間の返品が可能ということで、クーリングオフ類似の制度ですが、あくまでも
返品特約を広告に表示していなかった場合に認められるものであり、広告の返品特約に
「返品不可」と表示されている場合は返品はできません。当然のことですが、商品が広告の
内容と違う場合や品質に問題がある場合等は、返品特約に拘束されない。
　販売業者と消費者とのトラブルのほとんどが両者の知識不足や説明不足が原因のようですが、当社も返品に
可か不可かを掲載しなければならず正直困っています。環境関連の通販を始めてから過去15年間に返品された
のは1件だけですが、取りあえず大まかに掲載することにします。

商　品	品　番	返品「可」の場合	返品「不可」の場合
測定器	G-7、MW-8、　　　SL-4010、 SL-4012、R-7N、　R-8、 UV-340、TM-958	初期不良の場合および保証書に記載の保証期間内で　お客さまが正常な、ご使用状態のもとで万一故障した場合は、本保証規定に従いお取り替えいたします。　お客さまのお取り扱いが適正でないために生じた故障．損傷の場合には修理費用と送料はお客さま負担でお願いします。	返品の理由説明がなく、一方的に返品された[場合には対応できません。　その他のケースは、客先との信頼関係に基づき柔軟に対処いたします。
シールド商品	SW、SF、SD	/	シールド生地、金属シートはお客さまの要望でカットしますので、基本的に返品は不可です。
蚊帳	SW生地使用	/	蚊帳は受注生産(お客さまから注文を頂いてから生産) なので返品は不可

　輸入販売元：
　フルモト商事株式会社(1980年７月設立）
　大阪市西淀川区佃2丁目15番6-215
　 HP 管理責任者：　古本公蔵
　

　℡　: (06) 6472-3275 (代表)
　Fax: (06) 6379-3759
　e-mail： fsc@mba.ocn.ne.jp
　website:　http://www.furumoto-jp.com/

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