電磁波過敏症とは?
*電磁波の種類と発生源は こちら *電磁波測定器、シールド商品の注意事項は こちら
*電磁波の健康影響と防止対策は こちら *電磁波過敏症対策は こちら *電磁波関連最新情報は こちら
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電磁波過敏症は世界的に急増しているハイテク病! |
新聞・雑誌等で報道された電磁波特集は こちら |
電磁波シールド生地は
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低周波電磁波シールドシートは
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電磁波シールド蚊帳(かや)は
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磁波の健康影響と防止対策
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測定器、防御商品の注意事項は こちら |
● 注意: 電磁波過敏症の原因を調査するために、電磁波強度を測定するというサイトが掲載
されていますが、80万円以上もの高額を請求されますので、注意して下さい。
測定を依頼する場合には、必ず前もって料金システムを確認して下さい。. |
電磁波過敏症対策は こちら 電磁波最新情報は こちら
「スウェーデンのマーチン・トンデル博士のEHS(電磁波過敏症)講演会」
電磁波過敏症は1980年代頃から世界的に急増しているハイテク病です。スウェーデン政府は
早くから電磁波過敏症患者を障害者として認定し、保険治療を実施しています。
2010年9月5日にスウェーデン政府の「電磁波問題に関する厚生委員会」のコンサルタントで
労働環境医学の臨床医であるトンデル博士が韓国での国際会議の帰途 大阪に立ち寄り、
スウェーデン政府の取り組みを講演されました。 講演会の内容は こちら
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「電磁波過敏症」は1980年頃から世界的に急増しているハイテク病で、アメリカの医学者
ウィリアム・レイ博士によって命名されました。
博士自身も病院の医療機器の電磁波に過敏反応し、体調の不調を感じていたため、
この過敏症に苦しんでいる人々のために専門クリニックを開設し、その1つダラス環境健康
センターには全米からこの病に悩む数多くの患者が訪れています。
電磁波過敏症は家電製品や携帯電話などから出る電磁波に反応し、一度過敏になると
他の人が感じないほどの微弱な電磁波でも過敏に反応します。症状は多種多様で
頭痛・めまい・吐き気・圧迫感・体が熱く感じる・口や手が震える・動悸が激しくなる・不整脈・
しびれ・呼吸苦・発汗・ひや汗・胸痛・視力障害(白内障・緑内障・網膜剥離)・顔面湿疹
・疲労感・イライラ・平衡感覚障害等におそわれ、この症状は突然 襲ってきます。
症状が悪化すると送電線の近く、電車の中、家電製品、パソコン、携帯電話、歯科の
レントゲンや医療器具等にも反応し近づくことができない等の障害が現れます。
電磁波過敏症の主な症状 (ザミール・P・シャリタ博士著「電磁波汚染と健康」より)
たびたび発症する兆候: (1) 普通でない熱さや、日焼けのような熱さを顔に感じたり、
炎症が起きたり、顔に赤みが出る (2) 顔から始まって体の他の部分に移る、
くすぐったさや かゆみ、刺すような痛みを感じる (3) 呼吸器上部の乾き、呼吸困難
(4) 目の乾きと炎症 (5) 集中力の欠如や、めまい、記憶や方向感覚の喪失
(6) 粘膜が膨張し(感染症ではない)、鼻、のど、副鼻腔、耳が腫れる
(7) インフルエンザに感染していないのに、症状が始まったかのような感覚
(8) 自己免疫疾患に関係するリュウマチ性の反応に似た症状
頻発しないが、もっと深刻な症状:
(1) 頭痛、吐き気、疲労感 (2) 皮膚の感覚がなくなる (3) 歯や顎が痛む
(4) 筋肉痛や関節痛 (5) 腹部への圧迫感や痛み(6) 頻脈や不整脈
さらに深刻な兆候:
(1) 意識の喪失 (2) 脳溢血
北里研究所病院臨床環境医学センターの坂部医師によると、自覚症状を訴える人は、眼球が
滑らかに動かない、瞳孔の調整がうまくできないなど中枢神経や自律神経の機能に障害が
起きている割合が高く、ごく微量の化学物質で症状が出る「化学物質過敏症」と共通点が
多いという。電磁波過敏症患者で最も顕著に変化が現れたのは、脳の血流量が健常者に比べて
最大40%以上減るなど血流量が大きく変動する結果が出ました。
脳の血流量の減少は、脳の機能性に障害が発生しているわけで、上述の症状が発生する要因に
なっていると考えられます。
電磁波過敏症患者のほとんどは見た目で症状がわからないため、思い込みや精神的な病気との
区別が難しいので、神経内科でも取り合ってもらえないケースが多く、診療を行う医療機関も
少ない。過敏症患者は体がセンサーのように鋭敏になっているので、微弱な電磁波にも過敏に
反応します。この点が心因症と大きく異なります。
今のところ、主な対処方法は電磁波の発生源を避ける以外に方法がありません。電化製品は
配置を換えたり使用頻度を少なくすることで対処できても、送・配電線や携帯電話の鉄塔から
発生する電磁波は避けようがなく被害の拡大が懸念されます。
一般的に電磁波過敏症患者の方々は、特に携帯電話やコードレス電話の多用、パソコン
作業者、電波塔からのマイクロ波被曝、高圧送電線からの低周波被曝、医療機器からの
高周波被曝が原因と思われるケースが多いように見受けられます。コードレス電話は
子機を使わず親機を使うように心がけて下さい。子機からは強力な無線電波が発生しています。
またヘッドホーンを愛用している方々の中には、携帯電話によるノイズが時々入り込み、
無意識のうちに電磁波過敏症となり、耳にも障害(難聴)を受けた方もおられます。
電磁波過敏症は化学物質過敏症と並んで患者の数が増大しており、両方に罹患するケースも
多くなっています。 これは電磁波によるカルシウム イオン流出や脳中心部の松果体
(別名 磁気器官)からの分泌ホルモンの抑制による免疫機能の低下でアレルギー状態に
なりやすいことが原因ではないかと考えられています。また最近の研究報告では、携帯電話から
発生する微弱なマイクロ波が血液-脳関門を損傷する可能性があり、血液-脳関門を通して漏れる
化学物質が大脳皮質内、海馬、大脳基底神経節などの神経細胞(ニューロン)に損傷を与える
ことを示しています。
更に超低周波電磁波と特定の有害化学物質との組み合わせが脳腫瘍(神経膠腫)のリスクを
相乗的に増加させるという新しい研究も報告されています。超低周波電磁波と溶剤で複合的
リスクは50%以上、除草剤と殺虫剤でおよそ2倍、鉛で4倍近い増加をみせています。
このように高周波も低周波も共に脳機能に損傷を与えることが報告されています。
また「電磁波が花粉症の結膜炎症状を悪化させる可能性がある」との北里大学医学部教室の
モルモットを使った実験結果があります。あらかじめスギ花粉にたいする抗体モルモットに注射
して、スギ花粉症にしておき、このモルモットの巣箱を19型のテレビを40cm離して向かい合わせた
間におきます。一定時間スイッチを入れて、モルモットに電磁波を当てたあとスギ花粉を点眼。
すぐあらわれるアレルギー性結膜炎の反応を調べると、テレビを長い間つけたほど結膜炎も
重くなることがわかりました。電磁波もアレルギー発症のかくれた引き金です。
電磁波過敏症、化学物質過敏症、花粉症等のアレルギーは体内の負荷総量(受容量)が限界を
超えると突然 相乗的、連鎖的に発症するようです。
アメリカで過敏症患者の治療にあたっている環境医学センターのレイ博士によると、
化学物質過敏症と電磁波過敏症の併発率は80%とのことです。
イギリスの市民団体「パワーウオッチ」のホームページには、「人口の35%が影響を受け、
そのうち5%はライフスタイルを大きく変えなければいけないほど、深刻な症状に苦しんでいる」
とあります。日本の場合、化学物質過敏症患者は10%以上だと言われていますが、仮にその
80%が電磁波過敏症だとすると、1000万人以上が発症していることになります。
またパワーウオッチが指摘するように、人口の5%が深刻な影響を受けているとすると、
日本では650万人が重症の電磁波過敏症を患っていることになります。
この数字はいささか多すぎるような気もしますが、体調不良を感じていても、電磁波の影響とは
気づかずに過ごしている人が、意外と大勢いるのかもしれません。
*記事は「アース通信」より転載。
*化学物質過敏症患者の罹患率(人口の10%以上)は、北里研究所病院の推定です。
(1998年11月30日の朝日新聞)
WHO(世界保健機関)は2005年12月、電磁波過敏症の最新情報と対策をまとめたファクトシート
(No.296)を発表した。過敏症の存在を初めて認め、一般的な症状として、皮膚症状(発赤、
チクチク感、灼熱感)、神経衰弱症、自律神経症状(倦怠感、疲労感、集中困難、めまい、吐き気、
動悸、消化不良)を挙げる。だが電磁波にさらされて起きることを裏付ける科学的根拠は
まだないとしている。
欧米では電磁波過敏症の罹患率調査と報告が行われていますが、日本では
そのような調査も
報告も皆無です。電磁波過敏症の罹患率は年々増加しており、狭い国土に無数の高圧線や
電波塔を設置している日本では、電磁波過敏症の患者数は優に10%を超えていると推定されます。
2006年に雑誌「電磁生態学と薬学」に送られた報告書によれば、2017年には人口の50%が
電磁波過敏症(EHS)に罹患するであろうとの驚くべき内容です。 詳細は こちら
「アース通信」はVOC-電磁波対策研究会が発行している、電磁波過敏症・化学物質過敏症
対策を中心とした情報誌です。内容は電磁波過敏症と主な症状、過敏症患者の症例レポート、
電磁波や化学物質に関する対策とQ&Aや海外の情報等も紹介しています。
購読は直接下記の「VOC-電磁波対策研究会」へお申し込み下さい。
アース通信(年四回発行、年間購読料2000円)
申し込み先: VOC-電磁波対策研究会
郵便振替 02730-8-74231
e-mail : voc-emf@mbn.nifty.com
http://homepage3.nifty.com/vocemf/index.html
推薦書籍:
「電磁波・化学物質過敏症対策」緑風出版 加藤やすこ・著 出村
守・監修
[克服するためのアドバイス]
1700円+税
私たちの暮らしは、携帯電話や家電製品からの電磁波、防虫剤・建材などからの
化学物質に囲まれている。そのために電磁波や化学物質による汚染は
電磁波過敏症、化学物質過敏症などの新しい病を急増させている。
しかも、電磁波過敏症と化学物質過敏症は併発しやすい。
このような環境では、誰もが電磁波や化学物質過敏症になる可能性を秘めている。
しかし、日本では的確な対応ができる病院や医師は極めて少ない。
本書は、電磁波過敏症の著者が、そのメカニズムと対処法を医師の監修のもと
Q&A方式で分かりやすく丁寧に説明している。 本書の概要は
こちら
「電磁波汚染と健康」緑風出版 ザミール・P・シャリタ
著、 加藤やすこ 訳 2700円+税
電磁波汚染は、ガンだけでなく、様々な病気や電磁波過敏症という新たな病気も
生み出している。
本書は、体を蝕む電磁波汚染をひとつひとつ取り上げ、そのメカニズムを解説するとともに、
環境汚染の中で暮らしていくためのアドバイスを、食事療法からサプリメントの摂取まで、
具体的に提案する。 本書の概要は
こちら
- スウェーデン政府は、電磁波過敏症患者を障害者と認定しています。
.
- 電磁波過敏症についてのWHOの国際セミナーが2004年10月25〜27日
- チェコのプラハで開催。
.
- WHO(世界保健機関)の前事務局長(2003年7月に任期満了で引退)の
- グロハルレム・ブルントラン女史が2002年3月9日付の地元ノルウェーの新聞
(Dagbladet紙)で自身が「電磁波過敏症」にかかっていることを告白!
- 最初は、携帯電話を使うと耳の周辺が熱くなり、次第に症状が悪化し頭痛が起きるように
なり周辺4m以内の携帯電話に反応するようになった。更にDECTコードレス電話や
- ラップトップパソコンに触れると即時に反応するようになった。彼女は携帯電話やパソコン
からでる電磁波に対して過敏に反応する人達がいるということを真剣に考える必要がある
と確信し、とくに子供たちに対しては予防原則に従って行動すべきだと強く訴えています。
*グロハルレム・ブルントラン女史は前ノルウェー首相で、小児科医でもあります。
.
- 日本は2014年1月より早稲田大の北條先生らの研究チームが問診表を配布して
電磁波過敏症の実態調査を開始した。新聞記事は こちら
2004年5月4日に日本テレビ(関西は読売テレビ)はニュース番組で「身近な不安
"電磁波"で体に異変、リスク検証」と題して「電磁波過敏症」の実態を放映しました。
「千葉県在住の小学5年生の女の子が勉強机に取り付けられた蛍光灯から発生する
電磁波で頭痛や目の痛みを覚え病院で「電磁波過敏症の疑い有り」と診断されました。
蛍光灯や電気コタツ等の電化製品を取り除く事で症状が回復していますが、わずか1mG
(ミリガウス)以上の微量の電磁波に敏感に反応するのでテレビは2m以上離れて長時間
見ないように注意しています。
また鎌倉在住の税理士は10年前に突然 電磁波過敏症を発症し、わずか0.3mG
(ミリガウス)でも体がチクチク痛む症状が続いています。蛍光灯を白熱電球に変えたり
パソコンやコピー機を処分し計算は専ら電卓を使用しています。
2人とも電磁波測定器を常に携行し、安全な場所(数値)を調べながら不自由な生活を
続けています。
送電線や一般的な電化製品の超低周波から発生する磁場は体内に誘導電流を
引き起こし、携帯電話や電子レンジ等の高周波(マイクロ波)から発生する電場には
加熱作用が有り、これらが電磁波過敏症の一因となっているのではないかと
考えられています。
神戸市の小川クリニックは超音波ドップラー法で眼の奥の血流速度を検査しています。
眼の奥の動脈は脳の血流を知る目安となります。臨床データでは、携帯電話を30秒間
耳にあてると、眼の奥の血流速度は健常者の一秒間に10cmに対して2.4cmと四分の一
以下に血流が低下し、慢性疲労症候群患者の500人中450人程度のほぼ全員が電磁波
過敏症に罹患していると診断される (パソコンについては顔面を1m以内に置いて15分間
通常使用し、直後に検査した結果、血流量は5cm以下に半減)。」
スウェーデンでは1.5%が電磁波過敏症に罹患しており(スウェーデン政府は、
電磁波過敏症患者を障害者と認定)日本の人口比では約200万人が電磁波過敏症に
罹患していることになりますが、日本の過密な住環境と野放しのIT戦略の拡大に因り
スウェーデンの数倍もの比率で電磁波過敏症患者が急増していると推測されます。
欧米では既に90年代から電磁波過敏症の専門病院が設立されており、日本でも今後
電磁波過敏症に対する認識と早急な対応策が急がれます。
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